温湿計とLEDを連携してみよう ~DHT11+LED by Python~
はじめに
今回は、温湿度計(DHT11)で計測した値をもとにLEDを点灯させていきます。
下記2つの内容を組み合わせて行います。わからない部分は参照してください。
用意するもの
Raspberry Pi | Raspberry Pi 4 |
DHT11 | DHT11 |
LED | 3mm赤色LED 70° OSR5JA3Z74A |
抵抗 | カーボン抵抗 1/2W 5.1kΩ(100本入) |
ジャンパーケーブル | ジャンパーケーブル |
ブレッドボード | ブレッドボード |
方針
DHT11で測定した温度が一定値を超えたときにLEDが点灯、下回った時に消灯するようにします。
温度のチェックは30秒毎に行うことにします。温度は室温を目安に設定してください。
機器の接続
機器の接続は下図のようにしました。
18番にDHT11の測定データピン、23番にLEDのプラスを接続しています。

実機だとこのようになります。
接続が増えるのでぐちゃぐちゃです。

プログラム・実行
短いので一気にいきます。
import RPi.GPIO as GPIO
import dht11
import time
import datetime
#SET GPIO
GPIO.setwarnings(True)
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
gpio_led = 23
GPIO.setup(gpio_led,GPIO.OUT)
instance = dht11.DHT11(pin=18)
try:
while True:
result = instance.read()
if result.is_valid():
print("Temperature: %-3.1f C" % result.temperature)
if result.temperature >=24 :
GPIO.output(gpio_led,1)
else:
GPIO.output(gpio_led,0)
time.sleep(30)
except:
GPIO.cleanup()
記述時の我が家の室温が23度~24度でしたので24度を超えた場合にLEDが点灯するようにしました。
温湿度計を指で温めれば高い温度を出すことができます。
規定温度を超えるまで指で温めればLEDが点灯するはずです。指を話せばそのうち元の温度に戻りますのでLEDが消灯します。
おわりに
室温に対応してLEDを点灯することができました。
これを応用することで他の機器との連携などができると思います。
エアコンのONOFFなどやっていきたいなぁ。